こんにちは!
画家活動をしております、しみずゆたかです。
現在、水彩画を中心に作品を制作しています。
水彩画作品

ここでは、実際に水彩絵の具を使用していて感じてたことや経験したことについて、これから水彩画を描きたい、あるいは、水彩絵の具の使い方や使っていて困っている人に向けて、少しでも参考にしていただけるようお伝えしていきます!
今回は、床にこぼして汚してしまった水彩絵の具の落とし方についてお話しします。
(前回は肌についた水彩絵の具の落とし方について解説しました)
↓前回記事「水彩絵の具が肌についたときの落とし方!知らないと損する簡単な方法」はこちら↓
https://drawing-yutaka-shimizu.com/removing-dirts-from-the-palette/
そもそも水彩絵の具は床にこぼしても大丈夫?
水彩絵の具を使っていると、つい夢中になって気づけば床にポタッてこぼしてしまったり、絵の具が
ついたパレットをそのまま落としたり、絵の具で汚れた水をそのままこぼしてしまったりってことが
ありますよね。
今回は床にこぼした水彩絵の具の正しい落とし方について、注意点とともにはじめての方にもわかりやすく解説します!
床が絵の具ですごいことになっちゃいました。。。
でも大丈夫ですよ!
水彩絵の具は水溶性なので、
乾く前なら簡単に落とせます。
是非落とし方を教えてください!
床の素材によっては注意点がありますので、順番に解説していきましょう!
1. 水彩絵の具の成分について
水彩絵の具の主成分は、顔料といわれるものと接着剤(水溶性のある成分を含む)の2つです。
水彩絵の具の顔料は細かい粉末の着色剤(アラビアゴム)で水にも油にも溶けない性質があります。
顔料は粉末ですから、そのままでは色がつきません。
そこで、接着剤の働きが顔料を定着させて色をつける役割を果たします。
水彩絵の具によっては、顔料(アラビアゴム)と接着剤以外にも別の添加物が追加されているもの
もあります。
2. 「水溶性」だからこそ落としやすい
既にお話ししましたが、水彩絵の具は水に溶ける性質があります。
そのため、絵の具が乾かないうちであれば、比較的簡単にその汚れを落とすことができます。
ただし、時間が経つと絵の具の中の水分が蒸発して顔料が固まり、落としにくくなります。
こぼしてしまったら、まずは出来るだけすぐに汚れを落とすことが大切です。
3. 床材によって落とし方が変わる
床と一言で言っても、「フローリング」「ビニール床」「カーペット」など、様々なものが存在します。
そして、こぼした水彩絵の具の成分の吸収やシミの残り方がそれぞれ異なります。
間違った方法でこすると、かえって色が広がったり、表面が傷ついてしまったりします。
それぞれの床に合った落とし方が存在するわけですね。
4. 小さなお子さんがいる場合の注意点
お子さんが使う水彩絵の具は基本的に無害な水溶性ですが、顔料によっては敏感肌に刺激を与えることもあります。
床掃除の際に手や指が絵の具で汚れた場合も、早めに石けんで洗うようにしましょう。
親御さんが安心して見守れるように、落とし方を正しく知っておくことが大切です。
床にこぼした水彩絵の具の落とし方【基本編】
床に水彩絵の具をこぼしてしまっても、慌てる必要はありません。
こぼしたと気づいたら、すぐに対処することでシミになることなく汚れを落とせる可能性が高いから
です。
ただ、いきなり、水拭きをしたり、洗剤などを使用すると、床が変色したり傷んだりする原因になりますので、正しい手順を守るようにしましょう!
1. 乾く前なら「ぬるま湯+やわらかい布」で十分!
手順:
-
すぐにティッシュや布で軽く吸い取る(こすらない)
-
ぬるま湯で濡らした布でやさしく拭く
-
汚れが取れたら、乾いた布で水気をふき取る
✅ ポイント
・強くこすると、木目やフローリングの隙間に色素が入り込みやすくなります。
・「押し拭き」で吸い取るのがコツです。
ちょっと安心しました。
水彩絵の具は乾く前が勝負です。
慌てず、やさしく押さえるようにして拭き取れば、ほとんど跡は残りませんよ!
2. 乾いてしまったときの対処法
もし時間が経って絵の具が乾いてしまった場合でも、落とすことは可能です。
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ぬるま湯を少量かけて5〜10分ほど置く(絵の具が柔らかくなる)
-
中性洗剤を薄めた水を布につけてやさしく拭き取る
-
完全に乾いた汚れは、重曹ペースト(重曹+少量の水)を使って軽くこする
⚠️ 注意
強くこすったり、ナイロンタワシを使うと床を傷つける原因になるためNGです。
3. 掃除のあとにやっておきたいケア
きれいに拭き取ったあとも、床の表面のケアをしておくと次の汚れが付きにくくなります。
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柔らかい布で乾拭きして水分をしっかり取る
-
必要に応じて床用ワックスや保護スプレーを軽くかけてツヤを戻す
-
日常的に絵を描くスペースには、ビニールマットや新聞紙を敷いておく
今度からマットを敷くようにします!
準備をしておくだけで心にも余裕が生まれるし、
それがいちばん安心ですね!
自由に創作を楽しむこともできますからね!
落ちにくい場合の対処法【床材別のコツ】
絵の具でできてしまった床のシミ、頑固な残り方をするときがありますね。
しかし、頑固なシミを落とす場合も、やはり無理矢理シミを落とそうとしてはいけません。
正しい手順をしっかりとおさえて、無理なく行っていきましょう!
1. フローリングの場合
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中性洗剤(台所用)を薄めた水を布につけて軽く拭く
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絵の具が取れたら、水拭きした後に乾拭きをする
-
仕上げにワックスや保護スプレーを少量かける(ツヤが戻りがいい)
⚠️ 注意
・アルコールや除光液はNG(コーティングを痛める可能性があります)
2. ビニール床・クッションフロアの場合
・乾いた後でも比較的落としやすい素材です。
・中性洗剤やメラミンスポンジで軽くこすればOK。
⚠️ メラミンスポンジを使うときは広範囲に使わないよう注意が必要です。
光沢が変わることがあります。
3. カーペット・ラグの場合
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ティッシュで余分な絵の具を吸い取る(擦らない)
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中性洗剤+ぬるま湯を含ませた布で「叩くように」汚れを落とす
-
色が残る場合は重曹ペースト(重曹+少量の水)でやさしくポンポン叩く
でも「擦らず叩く」がポイントです。
絵の具を押し出すイメージで、焦らず繰り返すと綺麗に取れますよ。
4. やってはいけない落とし方
以下の方法は床を傷めたり、色ムラの原因になるため避けましょう。
除光液・シンナー・漂白剤を使う
ナイロンタワシや硬いブラシでこする
熱湯をかける(木の床が変形する恐れあり)
5. 仕上げとお手入れ
最後に、乾いた布で水分をしっかり拭き取りましょう。
その後、床専用ワックスや保湿オイルを少量なじませると、
ツヤが戻り、再び絵の具がついても落としやすくなります。
でも、ちゃんと対処法がわかって安心しました!
正しい落とし方を知っておくだけで、慌てずに済みますし、
何よりお子さんと一緒に安心して絵を楽しめますよ!
まとめ:焦らず、素材に合った落とし方で
水彩絵の具は水で落ちる画材ですが、床の素材によっては落とし方のコツが異なります。
乾く前なら「水+やわらかい布」で十分。
乾いた後でも、中性洗剤や重曹をうまく使えばほとんどきれいに落とせます。
絵の具をこぼしても、「あっ、またやっちゃった!」くらいでOKです。
慌てず、落ち着いて対処しましょう。
先生、ありがとうございました!
絵の具の汚れも、正しい知識を持っていれば怖くありません。
これからも楽しく、水彩画を続けていきましょうね!

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