こんにちは!
画家活動をしております、しみずゆたかです。
現在、水彩画を中心に作品を制作しています。
水彩画作品
ここでは、実際に水彩絵の具を使用していて感じてたことや経験したことについて、これから水彩画を描きたい、あるいは、水彩絵の具の使い方や使っていて困っている人に向けて、少しでも参考にしていただけるようお伝えしていきます!
今回は、水彩絵の具を使っていて、手など肌についてしまった時の落とし方、また、知っておくべき
注意点について解説します!
(前回はパレットについた水彩絵の具の落とし方について解説しました)
↓前回記事「パレットにこびりついた水彩絵の具の汚れの簡単な落とし方」はこちら↓
https://drawing-yutaka-shimizu.com/removing-dirts-from-the-palette/
そもそも水彩絵の具は肌にとって安全か?
水彩絵の具を使っていると、知らないうちに手や腕についてしまうこと、よくありますよね。
とくに小さなお子さんと一緒にお絵描きをした後は、「これ、ちゃんと落ちるのかな?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、水彩絵の具が肌についたときの安全で効果的な落とし方と、注意すべきポイントを詳しくご紹介します。
絵を描いてます!
絵に取り組むんですね!
手や肌にもはねてしまったりして、心配になります、目が離せなくて。。。。
のを初めて見ていると心配しますよね。
肌についた絵の具をちゃんと落とせるのかとか、
お子さんの肌とか健康に有害でないかとか。
心配で目を離すこともできないです。。。
では、お母さんが少しでも安心できるように
水彩絵の具をきれいに洗い落す方法や落ちない場合の
対処方法、あと、安全性についてもわかりやすく
ご説明していきましょう!
1.水彩絵の具の成分について
水彩絵の具の主成分は、顔料といわれるものと接着剤(水溶性のある成分を含む)の2つです。
水彩絵の具の顔料は細かい粉末の着色剤(アラビアゴム)で水にも油にも溶けない性質があります。
顔料は粉末ですから、そのままでは色がつきません。
そこで、接着剤の働きが顔料を定着させて色をつける役割を果たします。
水彩絵の具によっては、顔料(アラビアゴム)と接着剤以外にも別の添加物が追加されているもの
もあります。
2. 肌についた水彩絵の具はなるべくすぐに洗い落とそう!
市販の水彩絵の具(とくに学校で使う学童用絵の具)は、基本的に無害で水溶性です。
ただし、顔料や添加物によっては、肌荒れを引き起こす可能性があるため、ついたまま長時間放置しないようにしましょう。
水彩絵の具は、時間が経ってしまうと絵の具に含まれた水分が蒸発するため、絵の具の成分が固まってしまいます。
また、小さなお子さんであれば、水彩絵の具がついた手を口にやったりすることも考えられます。
ここで述べた基本的に無害なものというのは、あくまでも肌に触れた場合のことを意味しているもので(肌荒れを引き起こす添加物が含まれている場合があります)、体内にとっては有害なものであると
考えて、特に注意が必要です。
もし、水彩絵の具が肌についたら、出来る限り早めに洗い落としましょう。
絵の具の成分が固まる前であれば、簡単に水だけで洗い落とすことが可能です。
「毒性なし」と表示されている製品でも、敏感肌の方やお子さんには注意が必要です。
肌についた水彩絵の具の落とし方① やり方について
水に溶ける性質であることから、汚れても洗い落しやすい水彩絵の具。
ただ、やはり長時間そのままにしておくと、絵の具の水分が乾燥してべったりとした成分が残るため落としにくくなります。肌についた水彩絵の具はなるべく早めに落とすようにしましょう。
1. 肌についた水彩絵の具の落とし方【基本編】
水彩絵の具は「水に溶ける」性質があるため、基本的には以下の方法で簡単に落とせます。
手順:
1 ぬるま湯で濡らした布やタオルで軽く拭く
2 石けんを泡立ててやさしく洗う
3 ぬるま湯でしっかり洗い流す
4 タオルで水気を取り、保湿クリームでケア
強くこすらず、泡で浮かせて洗い流すのがポイント。
2. 落ちにくい絵の具への対処法【しつこい汚れ対策】
乾いてしまった絵の具や、濃い顔料を使用した場合は少し落ちにくくなることがあります。
おすすめの方法:
1 ベビーオイルやクレンジングオイルを使う (コットンに含ませて優しく拭き取ることがポイントです)
2 重曹ペースト(重曹+少量の水)でやさしくこする
3 石けん+メラミンスポンジ(※肌に強くない方は注意)
使用後は必ず保湿を忘れずに!
肌についた水彩絵の具の落とし方② 注意すべきこと
水彩絵の具の正しい扱い方を知ることで、楽しく使用していただけるものです。
そして、扱い方とを知ることで、肌に水彩絵の具がついてしまった場合でも、慌てずにしっかりと
絵の具の汚れを落としていくことが出来ます。しかし、それと同時に注意すべきこと、おさえておく
べきこともあります。肌を大切に保つためにも以下のことをしっかりとおさえていきましょう。
1. NGな落とし方|肌を傷つける間違った方法
以下の方法は肌トラブルの原因になるため、避けましょう。
①除光液やアルコールで拭く(乾燥・かぶれの原因)
②爪で引っかく
③ナイロンタオルなどで強くこする
肌のバリア機能を壊さないように、やさしく落とすことが大切です。
2. 子どもや敏感肌の方へのおすすめケア
お子さんには、ベビーソープや低刺激石鹸を使用することをお勧めします。
洗ったあとは保湿剤(ワセリンやベビーローション)でしっかりケアするようにしましょう。
また、敏感肌の方には、無添加・低刺激のクレンジングミルクがおすすめです。
水でしっかり洗い流した後は、しっかりと保湿するようにしましょう。
3. その他
①一度で落ちない場合の対処法
一度で落ちない場合はどうしたらいいですか?
→
時間をおきながら、再度やさしく洗うようにするといいですよ。
②爪の間で固まった水彩絵の具の汚れを落とす方法
綺麗に落とす方法ってありますか?
まとめ:安心して水彩画を楽しむために
水彩絵の具は比較的安全な画材ですが、肌に付着したまま放置するとトラブルの元に。
正しい落とし方と肌へのやさしいケアを知っておくことで、より快適に水彩画を楽しむことができます。
絵の具で手が汚れるのも、創作の醍醐味のひとつ。
落とし方さえマスターすれば、もっと自由に表現できますよ!
心配しすぎずに楽しく絵を描くには
水彩絵の具の正しい扱い方をしっかりと
知っておくことが大切ですね!
安心することが出来ました!
正しく冷静に対処できることを知っていただけて
よかったです!
でも、やはりお子さんが楽しく安心して水彩絵の具
で絵を描くことが出来るように、しっかりと見守って
あげてくださいね!
ありがとうございました!
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